箱根ホテル小涌園

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2023.06.19 ホテルの歴史

箱根小涌園1995年入社の新入社員とは?〈ひみつの資料2〉

先日、箱根ホテル小涌園の開業に向けて7月から働く新入社員の方々が建設中のホテルに初めて集まっていました。初々しくみえましたが、みなさん新しいホテルの門出にあたって中心になる人たちです。どんな気持ちでこの日を迎えたのでしょうか。まだ新入社員のみなさんは写真NGとのことでしたが、これからどんどん公式SNSで紹介していきます。

 

さて、今回は「‘95 新入社員像」と書かれた資料が発掘されました。1995年(平成7年)の社内報のようで、A3用紙1枚裏表に白黒で印刷されています。今回ご紹介したいのは、その裏面に掲載されているアンケート結果。箱根小涌園に着任した新入社員18名に7つの質問に答えてもらったというものです。

 

質問の1つ目は、「入社にあたり箱根小涌園を選んだ理由は?」。最も多かったのは、「都会から近くて自然環境も優れているから」という回答です。これは箱根の特徴のひとつです。自然豊かなのに東京からも近く、旅行先として選ばれる理由でもあります。アンケートに答えた新入社員たちも、オフには箱根の自然も都会も満喫して、充実した日々を送ることができたでしょうか。(慣れない環境に疲れてそれどころではなかったかもしれません…!)

地元で親しみがあるからという回答も、箱根を身近に感じることができてすてきですね。箱根ホテル小涌園で働くことが子どもの頃からの夢だったのかもしれません。

質問の7番目、「自分の欠点」も、知っておくことはとても大切なもの。「ギャンブル好き」「酒ぐせが悪い」など、なかなか強面の欠点を挙げている人もいますが、もしかしたら先輩社員とのコミュニケーションなどで有効活用できる欠点かもしれませんね。
「自分の意思を他人にうまく伝えられない」という回答からは、若者らしさを感じます。箱根小涌園で、多くの先輩やお客様に囲まれて大切なことも、ちょっとしたことも、自分の言葉で言えるようになったのではないかと想像してしまいます。現在の藤田観光からこの回答をした人を探して、今はどうですか?いろんな人たちと話すのには慣れましたか?と質問してみたいです。

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