箱根ホテル小涌園

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2023.05.26 ホテルの歴史

平成初めの箱根ホテル小涌園〈ひみつの資料1〉

「HAKONE KOWAKIEN GUIDE」と書かれた冊子が発掘されました。内容から察するに箱根小涌園の、1991年(平成3年)入社予定者に向けた会社案内のようです。今は就職活動もパソコンやスマートフォンで採用案内を確認するのが主流ですが、日本で最初にウェブサイトが誕生したのは1992年(平成4年)のこと。通信の主流はまだ固定電話やファックスの時代です。箱根小涌園に就職を希望する方々が、この冊子をみてどんな会社か、どんな施設か、さまざまな情報を得ていたことが想像できます。

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平成初頭の就職希望者向けの箱根小涌園ガイド、どんなことが書いてあるのか、一緒にみていきましょう。
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めくっていくと、採用条件など基本的な情報の次に社員紹介のページがあり、かわいい地図が出てきました。日本全国から箱根小涌園に就職している方々がいるんですね。関東からの就職者が多いのは箱根に近くてなじみがあるという理由もありそうですが、北海道・東北からの就職も多いのが意外です。社員紹介には「(レストランの)ラ・フォーレは九州出身の人が多いので忙しくなると、九州弁が飛び交います」とのコメントも。

平成初頭には、箱根小涌園の新たな女子寮ができたようです。箱根の山を毎日のぼりおりして通勤するのは大変なので、施設の近くにある寮に住むスタッフが多いのは今も昔も変わらないようです。
ワンルームをひとりで使うことができてプライベートはゆっくり、食事は健康第一に従業員食堂で、と充実した環境だったようです。寮には洗濯機と乾燥機を設置。近くにはクリーニング店や、美容室・理容室もあったようで、どちらも一般的な利用料より2割ほど安かったとのこと。
箱根の自然に囲まれて、オフをゆっくり過ごしたりスタッフ同士でコミュニケーションをとったり、身支度を整えたり、当時のスタッフが暮らしている様子が目に浮かびます。

最後のページには、会社概要と一緒に大きくキャッチフレーズが書かれていました。
「藤田観光の変わらぬこころ」を表すキャッチフレーズのようです。時代が変わっても、お客様の世代が変わっても、今も明日も未来も、成長し続けていくのだという志が感じられます。このキャッチフレーズに共感して全国から集まってきたスタッフが平成初頭の箱根小涌園をつくっていたのでしょうか。

今回発掘された資料は、平成3年度新入社員向け採用資料でした。また新たな資料が発掘されたときにはご報告いたします。

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